腎臓の機能を回復するための「シジミ」

しじみ

人間の腹部には、血液を常に綺麗にろ過し続け、尿として排泄するための装置である「腎臓」が、左右に2つあります。

 

腎臓の状態が悪くなり、腎臓が通常の30%以下の機能しか果たさなくなると、腎不全と呼ばれます。血液中の不要な老廃物をろ過する機能が低下してしまうので、尿毒症となり、血液がよごれて健康を維持することが難しくなってしまいます。

 

腎臓の機能が低下してしまうと、血液検査の結果表の「クレアチニン」の数値が極端に悪化することになります。
悪化した腎臓の機能を回復する方法としては、過度な塩分とタンパク質をできるだけ控えること。
それに扁桃腺の切除などがあります。ひどい場合には人工透析が必要になってきます。

 

そして腎臓のクレアチニンの数値を改善する食べ物に、特に注目していく必要があります。
よく知られているのは、シジミの味噌汁やシジミの佃煮などでお馴染みの、シジミです。

 

シジミとは、河川の淡水域や、汽水域(淡水と海水が混ざった場所)に生息している、
2〜3センチほどの小さな二枚貝です。日本ではありふれた貝類です。
古来より、日本原産のセタシジミやヤマトシジミなどがいましたが、
近年になりタイワンシジミなどの外来種も、日本近海に生息するようになりました。

 

シジミはとても小さな体ながら、人間の健康を保つための、
ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、タウリンなどの成分が豊富に含まれています。

 

その中で、シジミに含まれる「オルチニン」という成分が腎臓に良いとされています。
二日酔いの時はシジミ汁だというのはこのオルニチンの成分が良いためであり、
江戸時代の昔から、シジミは腎臓に効くとされていました。

 

シジミを摂取する上で、必ず気をつける点としては、肝臓を悪くしている人がシジミを過度に摂取すると、
シジミの鉄分が肝臓に悪影響を与えかねないところにあります。
肝臓に配慮しつつ、シジミのオルニチンで腎臓機能を強化してみてはいかがですか。

 

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